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御在所前尾根岩登り報告書

冨山小太郎

メンバー:CL関・SL小太郎・都留          

日時:2006/06/17(土) 前夜発

 

 土日の天気が危ういということで、今回は結局裏プランの御在所・白滝を行うことに決定。16:30にルーム集合して、レンタをとりにいく。これが諸々の事情により時間がかかって、ルネで飯食って、出発したころには18:00を過ぎていた。そこから山科周りで鈴鹿に向かうこと3時間。無事テンバにつきました。ついたら、都留にベアリング等を教えて、就寝。コタロは疲れていたのですぐに熟睡しました。

 

 んで、次の日4:00起床。身支度をしたら、すぐに出発。カモシカに見送られながらテクテク歩く。都留に地図を読む練習をさせたりしていると案外時間をくって、前尾根取り付きは結局6:30。一休憩していよいよP7をせめる。P7は関トップ。ダブルで上って、コタロと都留はトップロープで上るという方式。最初のクラックは少々難しくって、関も慎重。都留は初めての岩場だったからか、難儀していた。コタロの感想は、クラックが難しかったけど、クラックの中にガバがあったし、トップロープだったのでそこまでという感じではなかった。それ以外は特に問題はないと思う。トップロープやし安心感が違う。次にP6、関トップで都留、コタロの順番。これも楽しく登れました。御在所は岩が大きくて楽しい。遠くに藤内壁を登るクライマーの姿が。いつかはあんな所も上ってみたいものだ。P5はコタロトップ。とはいっても、難易度は低かったので、特に問題はなかったです。最後の支点でちょっと迷ったかな。P4の取り付きまでは少々危険な道だったので、ここでもザイルを出して(関はノーザイル)行きました。P4ではまたトップ関。ナッツを取るのに相当手間取って、フリーのクライマーさんに迷惑をかけてしまいました。P3はまたコタロトップ。ここは長かったので、2ピッチに分けた。1ピッチ目は問題なし。都留が、スラブで難しそうにしてた。2ピッチ目はザイルが足らずに、ピーク手前で支点を取ることになった。途中クラックがちょっと難しかった。2ピッチ目からは釣瓶式でコタロのビレイで関がまず上って、都留が上って、関のビレイでコタロが上がるという形をとった。P2やぐらを見ながら小休止していると、御在所の主みたいな人に声をかけられて、楽しく談笑。このあたりで、天気が怪しくなってくる。まぁせっかくだしやぐら登るかと、取り付きで準備していたら、後ろから何とか高校(高校の名前忘れた。愛知のほうやったと思う)のOBパーティーが現れた。都留もいることやし、先に行ってもらうことにする。このパーティはじいさんとおっさんと若者2人からなる、ちょっと異様なパーティーで、なにかしらにつけやたらと変だった。そうこうしているうちに、雨がぱらぱらと、関とコタロはなえてきて、やめよっかと話している中、都留が断固やりたいといったので、P2やぐらをのぼることに、やぐらは見た目ほどには難しくないが、高度感が合ってなかなか怖い。クラックに入ると、最後に岩を抱きかかえる形で無理やり登るはめになるので、その左側が正解だとか。ちなみに僕らはしっかりクラックを上ってしまいましたけど。都留も何とか上った。その後、懸垂下降で降りて登山道を帰る。雨の中慎重にルンゼを降りる。確かに危険だったけど、道はしっかりついてるので慎重に行けば問題はない。帰りに温泉によっていこうとしたが、あまりの料金の高さにあえなく撤退。600円は出せんわ。こうして無事帰洛。