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日本には山がたくさんあります。北アルプス、大雪山、富士山はもちろん、それ以外にも個性あふれる魅力的なお山さんがあちこちにあるんです。登らないのはもったいないですよね。
もちろん京大にほど近い大文字山や比叡山や愛宕山には気軽にひょいっと登れますが、ちょっと遠出して武奈ヶ岳とか伊吹山とか、もっと遠出して白山とか立山とか、さらにもっと遠く、ヒマラヤやアンデスやアルタイ山脈やウラル山脈にだって登ることができます。
それも「ただ登る」だけじゃなく(それはそれで結構ですが)、「学術的な視点を持ちながら登る」というのが探検部の特徴かなと思います。高度に応じた植生の変化、高山に棲息する生物の観察、登山中の血中酸素濃度の測定、低地と高地の社会構造や文化の違いなどなど、どんなテーマでどの山に登るかはあなた次第です。
同じ「山をやっている」でも、ワンゲル・アウトドアサークルと山岳部・探検部、そして高校生と大学生とでは1つ大きな要素が違います。それは「岩登り」です。ロッククライミングという呼び方が一般的なのでしょうか。少なくとも屋内で行うボルダリングとは違います。
これは主にロープ(ザイル)を使いながら岩壁を登る行為のことで、ヘルメット、ハーネス、カラビナ、スリング、ハーケン、ボルト、アッセンダー、その他さまざまなガジェットを駆使することになります。それはもちろん道具の使い方を1つずつマスターし、登攀技術を習得しなきゃいけないということ。
大変そうだなぁと思うでしょうか。確かに1ヶ月や2ヶ月では完成しません。だけど大丈夫、学生生活は4年+αあるんです。時間は確保できます。あとはやる気の問題。
登山道をてくてく歩くのが「登山」だとしたら、道なき道、それも川や滝をコースとして登っていくのが「沢登り」です。
もちろん川や滝を遡行するのは、地面の上を歩くより大変です。ロープを使ったクライミングや、厳重な防水・防寒対策や、綿密な計画と準備が必要になります。濡れたコケや視界不良や滝の水圧は、ときに命を危険にさらすこともあります。
でもそんな苦労をしてから拝む美しい滝や、その滝を静かに飲み込む滝つぼを前にすれば、日常生活では決して得ることのできない「快感」を味わうことができることでしょう。
もっと単純な話、暑い夏に山中の川や滝つぼで泳ぐのって最高なんです。あなたもやってみませんか?
※奥の深谷、猪谷、ヘク谷、口ノ深谷、春川、保呂内沢、東ノ川、白滝沢などの活動記録が残っています。